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税理士事務所への再就職① 就職前

すっかり秋になりました。八朔です。

 

今回は、私が税理士法人トータルサポートへ再就職した道のりを書きたいと思います。

 

社会人になりたての数十年前、契約社員として某金融機関に勤めていました。

バブル崩壊後の就職氷河期で、職種を選ぶこともできず『働く場所さえ確保できればいいや…』と安易な気持ちで就職しましたが、やっぱり何かが違う…と、日に日に思う気持ちが強くなり、『よし!自分の力になる仕事をしよう!!』と決心し、思い切って退職した後、ご縁があって税理士事務所に就職することとなりました。

 

 初めて就職した税理士事務所は、今の時代では考えられないほどの手作業の山!

起票に始まり総勘定元帳の作成、試算表の作成、申告書に至るまですべて手作業で、みっちり基礎を叩き込まれました。そんな事務所で過ごした6年後、更なるスキルを求め、新たな税理士事務所へ転職することになりました。

 

 時代はパソコン時代、今まで時間をかけて作業をしていたことが嘘のように、手作業は起票のみ!後はすべてパソコンが処理をしてくれる。作業効率は上がるし、仕事内容も濃く、仕事の量もこなせる!
   …ただ、最終の確認作業は電卓でパチパチ叩く。(ここは基礎を叩き込まれた経験が活かされました。)

やりがいと仕事の楽しさを経験できる事務所でしたが、たった一つだけ悩みがありました。それは帰宅時間でした。

お客様の資料を回収しに行く→作業が遅れる→帰宅時間が遅くなる…の繰り返しで、だんだん心身共にが疲れ始めていました。
しかし、その時は仕事も楽しいし『帰宅時間が遅い=忙しい=やりがい』と思っていました。

そんなある日、ヘトヘト状態での仕事帰り、知り合いから電話があり『え?今帰り?遅くない?疲れている時に申し訳ないけど、うちの会社で労務の仕事も覚えながら、経理の仕事をやってみない?』と仕事のオファーがありました。

『悩みはあるけど、職場の雰囲気もいいし、先生も気さくだし、でも、労務の仕事には興味はあるから、返事は待ってほしい』と伝え、半年ほど悩みに悩んだ末…『返事が遅くなったけど、前の話が生きているなら、お願いしたいです』と、新しいスキルを身に着けるべくための転職を決意しました。

つづく…

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